27日に地元にある「いづみ福祉会」にお邪魔してきました!パンを買ったことはあるけれど、奥まで見せて頂くのは初めてでした。
一階にはパン工房やクラフト室、内職室がありました。年末大掃除の最中で残念ながらパンの作成は見ることが出来ませんでした。クラフト室では草木染をされている利用者さんがおられたので写真をパチリ。全て植物で染めておられるそうです。玉ねぎ、周防、ザクロ、藍など様々な自然素材がありました。玉ねぎについては調理室から出るものを利用されるそうです。玉ねぎで茶色、からし色が出ていたのには驚きました。全体的に柔らかい色合いで優しい雰囲気です。染めた麻の糸で花瓶敷やコースターを織り機で作成されていました。色の組み合わせなんかも考えるのだそうです。インスタの更新も利用者さんと相談しながら進めておられます。内職室では建築素材である「パッキン」を10個ずつ袋に入れる作業中をされていました。ボランティアグループが10個を簡単に数えられる補助具を作ってくださったので助かっていると言われました。
二階の広間では紙芝居の「たかっちゃん」が紙芝居をされていました。みなさん楽しんでおられるようでした。
いづみ福祉会が困っておられること、それは兎にも角にも人手不足だそうです。事業を広げよう、売り上げを増やそうと思っても人手が足りないことが足かせになって実現できないとのことでした。全国的にも介護や福祉の分野で人手不足が深刻だと言われています。障がい者の社会参加をもっと進めていくこと、みんなで実現したいです。