障害者福祉計画のパブコメを提出しました

パブリックコメント、なんとか、ギリギリ間に合いました(-_-;)

参考になるか分かりませんが、読んでみてください。

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p.21

ノーマライゼーション、ソーシャル・インクルージョンの推進 主な取組状況

 市民啓発はこれまでにもされてきたが、それによって障がい者の理解が進んだとは言い難い。「人権文化の集い」では素晴らしい講師が登壇されているが、それが木津川市内に住む弱者への理解につながっているかといえば違うのではないか。もっと違ったアプローチ、例えば障がいのある人もない人も気軽に行きたくなるような楽しいイベントを開催してみてはどうか。「たなフェス」でインクルーシブ遊具の体験会を実施した京田辺市では今後「京田辺ヒコーキランド」をインクルーシブ遊具の公園に再整備すると聞いている。障がいを持つ子ども・大人たちを含む誰もが、わくわくして出かけたくなるような環境整備にこそ予算を使うべきではないか。

 投票所での配慮について実績が書かれているが、もっと踏み込んだ配慮が必要ではないか。例えば障がいや高齢が理由で手が不自由なため文字を書くことが困難な人は非常に多い。解決法として「記号式」投票の導入がある。鉛筆で候補者の名前を書く「自書式」とは違い、丸を書くか丸のスタンプを押すだけで良い。この非常に優れた(海外ではこちらが常識だが)方法が国内で殆ど採用されないままだと聞く。限られた選挙期間内で投票用紙を印刷しきれないことが導入の壁とのことだが、いずれにしても取組む自治体が増えない事には公選法の見直しにもつながらない。一度でも良いので実験してみるべきだ。投票時の配慮に関して更に言えば、移動式期日前投票所を導入することも真剣に検討して頂きたい。

p.23

成年後見制度

 成年後見制度には数多の問題点がある。2022年に国連の障がい者権利委員会からの勧告も出された。後見、保佐、補助の三類型のうちの後見類型に問題があると指摘されているが、全国で実に全体の74%がこの後見類型を利用している。後見類型は後見人の権限が強すぎることが人権を侵害しているとして問題視されている上に、後見人による資産の使い込みなども多発していると聞く。日弁連も長年改善を要求しており、この成年後見制度については制度上の欠陥があると言わざるを得ない。

 木津川市としてはこの制度上の欠陥をどのように改善・補正していくのか、その課題や解決への道筋はこの計画案からは見えてこない。欠陥を補う取組みも併せて用意すべきだ。

p.119

(5)成年後見制度法人後見支援事業

 法人が成年後見制度の事業をすることについてだが、現在木津川市においては事業所がないということだ。今年度取り組むとあるが、何カ所設置の目標なのか。社会福祉協議会などが担い手だろうか。担い手の養成などにも取組むとあるが、具体的にはどういった養成方法なのか。

 また、「木津川市成年後見支援センター」とあるが、所在地はどこか。ホームページを見ても分からない。

p.120

(6)意思疎通支援事業

 現在、木津川市役所には専任の手話通訳者が設置されておらず、聴覚障碍者にとって不便な状況が続いている。専任の手話通訳者の設置が早急に必要だ。

 実績と見込量の表に「2」があるが、現在相楽聴覚センターにおられる手話通訳士の数を指しているのか。市役所に手話通訳士が設置されているように誤解される恐れがあるので、区別して書くべきではないか。

以上

木津川市を誰にとっても温かいまちに変えよう!

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