教育委員会は誰のため?

 教育要覧ってご存知ですか?名前がそもそも分かりづらい。要は教育委員会の具体的な紹介です。教育委員会が設置している様々な審議会、委員会の名称やメンバーなども公表されているもので、これを眺めていると実にいろいろなことが分かるのです。
 学校(園)評議員会、学校運営協議会、校園長会、人権教育研究会、不登校対策連絡協議会、道徳教育研究会、青少年育成委員会、教育研究会、国際交流協会、特別支援教育推進委員会などがあります。どれもこれも、本当に機能していれば素晴らしい教育行政が出来るはずのものです。
 が、そうではない。私は上記の協議会など全ての議事録を読んでみたいと思い、情報公開請求しました。そして驚きの結果が出ました。
 かろうじて木津川台小学校と相楽幼稚園の評議員会の議事録のみ出ましたが(それも内容が薄いものでしたが)、それ以外は「作ってない」と分かったのです。そこに居合わせた教育委員会の某理事は私に向かって「議事録を作らないのは学校の文化だ」と開き直る始末・・・ありえない。これが木津川市の教育行政の実態だと目の前に突き付けられた思いでした。
 木津川市の抱える問題、それは多岐にわたるのですが、この教育という角度からも信じられないような実態が見えてくるのです。
 私たち市民には「知る権利」があります。どんな審議会で誰が何を検討しているのか??木津川市には「知らせる義務」があります。当たり前のことが当たり前になるよう、声を上げていくしかないです。
 そのためにも、やっぱり選挙です。候補者をきちんと調べて諦めずに投票に行きましょう。

木津川市を誰にとっても温かいまちに変えよう!